三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数ファンド・豪ドルコースを検証

国際株式

三井住友アセットマネジメントの「三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数ファンド・豪ドルコース」(日経新聞掲載名:NYダウ豪)のリターンを検証してみました。

試算したのは、以下の3つのパターンです。

1.2012年9月の決算日に購入し、3年間分配金を受け取った場合のトータルリターン
2.2014年9月の決算日に購入し、1年間分配金を受け取った場合のトータルリターン
3.2012年9月5日から、3年間毎月決算日(分配落ち日)にドルコスト法で1万円ずつ積み立てた場合

いずれも、いったん買い付けた投資信託はそのまま売却せずに持ちつづけている場合で、買付手数料は3.24%として計算しています。売却時にかかる信託財産留保額0.2%や消費税以外の税金は考慮していません。

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2012年9月決算日に購入すると平均年11.4%

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2012年9月の決算日に購入し、3年間分配金を受け取った場合のトータルリターンを計算すると、基準価額の差は 10,638 - 10,538 = 100 円。 買付手数料 341 を引くと -241 円。

これに全分配金 3,960 を加算すると 3,719 円となるので、運用利回りは 3,719 ÷ ( 10,538 + 341 ) ÷3年×100% = 11.4 %/年。

2014年9月の決算日に購入すると年-19.7%

2014年9月の決算日に購入し、1年間分配金を受け取った場合のトータルリターンを計算すると、基準価額の差は 10,638 - 15,287 = -4,649 円で、さらに、買付手数料 495 を引くと -5,144 円。

これに全分配金 2,040 を加算すると -3,104 円となるので、運用利回りは -3,104 ÷ ( 15,287 + 495 ) ÷1年×100% = -19.7 %/年とほぼ20%のマイナス。

2012年9月決算日から毎月定額積立をすると、平均年-4.3%

2012年9月5日から、3年間毎月決算日(分配落ち日)にドルコスト法で1万円ずつ積み立てた場合、総購入額360,000円に対し、2015年9月決算日時点での評価額が272,682円、受取り分配金合計が64,180円で、年換算運用利回り-4.3%。

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1万円ずつ3年間の積み立てで、現時点では5千円以上の分配金が得られはしますが、それ以上に元本の減り方が著しい、為替取引を行う超高配当の毎月分配型投信によくあるパターンになってしまっています。

いずれにせよ、償還まで5年しかない投信なので近づかないのが賢明かと思います。

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