相場の状況が芳しくないこともあってか、ラサールグローバルリートファンド(ラリート)とピクテ新興国インカムファンド(新興イン)の2014年10月の分配金は、特別分配金の割合が高くなった。
前月の分配落ち後の段階で個別元本が3858円だったラサールグローバルリートファンドは、分配落ち基準価額が3824円。差額の34円が特別分配金で残りの26円が普通分配金。
ピクテ新興国インカムファンドは、前月の分配落ち後の段階で個別元本が4085円。今月の分配落ち後の基準価額が4020円なので、差額の65円が特別分配金。分配金は75円なので残りの10円が普通分配金となった。
このあと20日に野村ドイチェ高配当インフラ関連株投信(米ドル)の分配落ち日がやってくるが、この調子だとこっちはすべて特別分配金になりそう。
なにせ、買付停止に煽られて買ってしまったファンドだから(苦笑)
本来ならば、買い増しのチャンスになるかもしれないが、先立つものがないので、分配金を受け取り型に変更するのをやめて、再投資型のままにすることに決定。
これにより、若干というかホントにわずかだが、買いコストが下がるはず。
基準価額が1万円を超えるファンドに、しかも償還期限のあるファンドに手を出した、ルール破りの報いが早くもやってきたというのは大げさか。
野村ドイチェ高配当インフラ関連株投信はNISAでないと買えないし、基準価額を考えるとつい先日設定されたばかりの野村高配当インフラ関連株ファンド(通貨選択型)のほうが面白いかなとも思う。もっとも、10年程度で償還になってしまうので、自分のルールでは最初から論外。あくまで、ラリートのように、償還期限の設定のないものと心中する気で買う(笑)。
販売されたばかりのファンドということもマイルールでは買わないことになっているが、あまり見たり調べたりすると買いたくなるので、離れて傍観するだけにしよう。
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