野村證券の強みと弱点

9月にホームトレードがリニューアルになりログイン画面もその先も変わった野村證券。

すでに破たんした山一證券のほか、日興、大和とともに「四大証券」といわれ、その中でも一強との評価もあった野村證券の強みと弱みを考えてみたいと思います。

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弱みは、手数料と野村と名のつく2種類の口座のわかりにくさ

まず、弱みですが、これはなんといっても手数料の高さ

野村ホームトレードにログインして頻繁に売買する行為が趣味ではなく投資であり、そして利益を重ねているかたというのは天才といえるのではないでしょうか?

あと、似たようなインターネットのサービスで、「野村ホームトレード」というのと「野村ネット&コール」というのがあります。

前者は支店に口座のある人が利用できるもので、野村ホームトレードログイン時には支店の番号や口座番号が必要です。

後者はインターネット専用のサービスで、野村證券の支店に口座があるのではありません。

野村證券の商品でも、いずれか一方でしか取扱いのないものを少なくないので注意が必要です。

歴史が古く、無料セミナーが充実

強みとしては歴史が古く情報量が豊富。各支店で行われる無料のセミナーが充実しています。

現在の投資環境であったり、為替動向の分析であったり、主力投資信託のフォローアップセミナーなども行われています。投資とはまったく関係のないハッピーライフセミナーというのも非常に人気なようで満員になるのがはやいように思います。

セミナーは、支店が別であっても、口座がなくても受けられます。インターネットでもフリーダイヤルでも申し込み可能です。

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IPOを申し込むときに口座にお金がなくてかまわない

かつてほどの人気ではないかもしれませんが、以前なかなか当たらないIPO(新規公開株)。

野村證券のIPOの申込は、口座の残高がなくても可能です。

外れればそのままですし、万一(?)当選した場合は決められた期日までに入金する必要があります。

ただし、株や投資信託を売却して充当したい場合は注意が必要です。

受け渡し日がきて現金になるまでに、最低4営業日かかります。すでに上場している株は売った代金はすぐに別の株の買付につかうことができますが、IPOの場合には使えません。

IPOは支店とインターネットで別々に申し込める

これから新規で野村證券に口座開設する場合にはあてはまりませんが、IPOは支店に申し込むこともできますし、インターネット(野村ホームトレード、野村ネット&コール)でも申し込むこともできます。

そして、この2つは別々の抽選になります。

めったに起こらないでしょうが、IPOが支店でも当選し、かつインターネットでも当選するということもありえます。

最大の強みはお客さん

野村證券のこれまでの実績を支えてきたお客さん。これが最大の強みと個人的には考えます。

経済的にも人間的にも素敵なかたが多いのではないでしょうか?

野村の営業マンは、そういったお客さんに育ててもらっている部分が大きいのではないでしょうか?

私たち普通の人たちは、まずセミナーに行って、おとなりの方にぜひ声をかけて話をきかせてもらってはいかがでしょう?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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