レッグ・メイソン・アセット・マネジメントの「LM・オーストラリア毎月分配型ファンド」のリターンを検証してみました。
検証は以下の4つのパターンのシミュレーションです。
1.2010年7月12日付けで購入し、5年間分配金を受け取った場合のトータルリターン
2.2014年7月10日付けで購入し、1年間分配金を受け取った場合のトータルリターン
3.2010年7月12日から、毎月決算日(分配落ち日)にドルコスト法で1万円ずつ積み立てた場合
4.2010年7月12日から、毎月決算日のうち、初回購入分の分配金がすべて特別分配金になるときだけ1万円ずつ積み立てた場合
(いずれも、いったん買い付けた投資信託はそのまま売却せずに持ちつづけている場合です)
5年前に購入だと年8~9パーセント、1年前だとマイナス
2010年7月の決算日に購入の場合、毎月分配金を受け取ると
基準価額の差は 7059 - 8304 = -1245 円。
これに全分配金 4770 を加算すると 3525 円となるので、運用利回りは 3525 ÷ 8304 ÷5年×100% = 8.5 %/年
1年前の2014年7月の決算日に購入の場合はマイナス。
基準価額の差は 7059 - 8062 = -1003 円。
これに全分配金 960 を加算すると -43 円。
運用利回りは -43 ÷ 8062 ÷1年×100% = -0.5 %/年
5年間ドルコスト法で積み立てると年5%
2010年7月12日から、毎月決算日(分配落ち日)にドルコスト法で1万円ずつ積み立てた場合、総購入額600,000円に対し、分配金合計172,181円。
2015年7月の決算日におけるファンドの時価評価額は504,758円なので、年換算運用利回りは
5.1パーセント。
分配金を受け取らずに再投資すると、時価評価額650,491円で、年換算運用利回り3.4パーセント。
特別分配のときだけ積み立てたとすると
毎月1万円ずつではなく、5年前に購入分の分配金が特別分配金のときだけ積み立てたとすると、今年に入っても数回積み立てることに。
分配金合計
28347
総購入額は、80,000円で、2015年7月時点での評価額は69,950円。分配金合計が28,347円で、平均保有期間3.02年なので、年換算運用利回りは7.6パーセントとなりました。
中国の影響を受けやすいと言われる豪ドルの下落の影響もあってか、直近のパフォーマンスはすぐれません。
若干分配金が高すぎるようにも思いますが、ここは仕込んでも良さそう。
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