【みんなの体験談】リーマンショック前に購入した投資信託

みなさん、こんにちは。

きょうは、リーマンショック前にメガバンクに定期預金をしに行き、勧められて投資信託を購入されたという51才女性、会社員のかたからです。

初めから投資信託ありきではありませんから、こちらをご覧のかたとは状況が異なるかもしれませんが、ご参考にしていただければ幸いです。

——– ここから体験談 ———

初めて投資信託を購入したのは、2007年5月です。名称は外国債券毎月分配型。米国債券を中心に、ヨーロッパの主要な国の債権が組み込まれた商品でした。

メガバンクに定期預金を申し込みに行き、窓口の女性にすすめられました。投資信託に興味はあったものの、まだまだ勉強不足。一度断りましたが、国がつぶれない限り、債券が無くなる事は無い。定期預金の一部を投資信託に回すことで、定期預金の金利の優遇があることなどを理由に強くすすめられ、購入してしまいました。

ヨーロッパの債券にはギリシャこそ含まれてはいませんでしたが、スペイン等も含まれており、自分の不勉強さにあきれてしまいます。

とはいえ、当時はほとんどの人が、その後におこる大暴落は予測できなかったと思います。初めての元本割れの経験はショックでした。同時に自分の不勉強さを悔やみました。

大きなリスクを下げるためには、一括購入は避け、毎月少額の積み立ての方が、リスクが分散される為、初心者向きであることが後からわかりました。不幸中の幸いは、窓口に持参した金額のうち、投資信託は三分の一とし、三分の二は定期預金にまわした事だけです。

その後は、損切の覚悟もないまま今だに塩漬けの状態です。一番最悪の基準価格からは大分状況は改善されました。外国債券の為、為替変動の影響を大きく受けますが、円高が緩和された事で最悪の基準価格からは随分上昇する事ができています。

とはいえ、今思えば最高値で購入しているため、元本割れ分を取り戻すことはとても期待できません。毎月分配される金額は、少しまとまると、臨時的な出費の穴埋めに使っていましたが、今年に入り分配される金額が目減りされはじめました。

とはいえ、この投資信託以外は全て定期預金の為、唯一の分散投資の一部としてこのまま持ち続けるつもりです。海外の経済情勢も目まぐるしく変わる昨今、しばらくは投資的な要素のある商品はさけるつもりです。

——— 体験談ここまで ———–

定期預金と投資信託をセットにしたキャンペーンかなにかだと思うのですが、全部が投資信託でなく、ご本人が不幸中の幸いとおっしゃるように、現時点で分散投資の一部となっているわけですね。

投資信託は商品の性質上もあって損切るのがむずかしいので、いかに入りというか買うときにリスクを分散させるかが大切ですね。

貴重なご経験談を、ありがとうございました。こちらをご覧のみなさんも、あらためて是非ご参考にしてください。

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