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きょうは、日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)の月々の高い分配金に惑わされてしまったという方からの体験談です。
———- ここから体験談 ————
日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)は高い分配金を宣伝にしております。
2015年度は250円を月々分配金としておりました。2015年当初、基準価格が9000円で300円です。
この基準価格を維持できれば、年利30パーセントになります。配当金だけで3600円になります。9000円の基準価格が5400円以下にならなければ理論的には儲けになります。
月々の配当を現金化せず、そのまま、投資信託を投資していれば、基準価格が下がっても儲かると考えておりました。基準価格3600円以上も下がることはないだろうと考えて、この投資信託を購入しました。
モーニンフスターの詳細データの中でもトータルのリターンでマイナスデータは表示されておりませんでした。
購入した当初は、多少基準価格は下がりますが、プラスになっておりました。購入もNISAでしたので、月々の配当金には税金がかかることはありませんでした。月々の配当金は約20000円ほどあり、それをそのまま再投資に回しました。
しばらくは問題ありませんでしたが、2015年8月に基準価格が大幅に下がりました。
そのタイミングでも月々の配当は300円でした。まだ300円ですのでまだ、よいかなと考えておりましたが、10月になり、配当金が200になりました。基準価格も5200円近辺になりました。
私が考えていた基準価格5400円のラインを下回ってしまいました。
ちょっとこの投資信託はどうかと疑問を持ち、いろいろ調べてみました。すると、いろいろなところでこの投資信託はあまりよくないとかかれておりました。要は自転車操業的に投資信託の購入をそのまま配当金に回している。株などの投資益はあまりないとのことでした。
これはちょっとやばいと考えて10月末をもって全て売却しました。2015年1月に購入し、10月に全てを売却し損益としては約12000円の損失でした。
月々の配当金に惑わされて購入して、失敗しました。これを機に詳細を調べるようになりました。
———— 体験談ここまで ————-
超高分配の日本株アルファ・カルテットについてのご経験を、ありがとうございます。
やばいと思っても実際に損切するのはなかなか難しいと思うのですが、しっかり決断されていますね。
過剰であっても分配金が多いほうがよいという方以外は、分配金に惑わされないようにしなければいけませんね。
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