フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)の検証(2009.10 ~2014.10)

米国リート型

フィデリティ投信のフィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)の運用結果シミュレーションです。

まず、1年前に購入して1年間分配金を受け取った場合と、5年前に購入して5年間分配金を受け取った場合です。

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1年前の2013年10月15日に購入した場合

2013年10月の権利落ち日である10月15日に基準価額5446円で購入し、翌月から2014年10月15日まで分配金を受け取った場合、分配金は合計960円。

特別分配金は最初の2か月だけで、全分配金に対する普通分配金比率は84.4パーセント。
基準価額の差は 5638 - 5446 = 192 円。
これに全分配金 960 を加算すると 1152 円。
運用利回りは 1152 ÷ 5446 ÷1年×100% = 21.2 %/年

5年前の2009年10月15日に購入した場合

2009年10月の権利落ち日である10月15日に基準価額6297円で購入し、翌月から2014年10月15日まで分配金を受け取った場合、分配金は100円が続いたあと2012年12月から20円減配の80円に。

もちろん偶然かもしれないが、そこから基準価額も持ち直してきて、全分配金5540円に対し、普通分配金比率は73.9パーセント。

基準価額の差は 5638 - 6297 = -659 円。
これに全分配金 5540 を加算すると 4881 円。
運用利回りは 4881 ÷ 6297 ÷5年×100% = 15.5 %/年

5年間、毎月1万円ずつ5年間積み立てたとすると

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2009年10月から分配落ち日に毎月1万円ずつ積み立てたとすると、5年間で総購入額は60万円。

時価は57万6592円。分配金は合計26万5197円。概算運用利回りは年16.12パーセント。

分配金を受け取らずに再投資すると、時価84万851円で、概算運用利回りはほとんどかわらず年16.06パーセント。

毎月ではなく、分配金がすべて特別分配金になるときだけ積み立てると

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基準価額が低迷している、分配金がすべて特別分配金(元本払戻金)のときだけ買い増すと、総購入額は13万円。

時価は13万6196円で、分配金合計が7万9905円。概算運用利回りは年20.5パーセント。

買付手数料が3.78パーセントなので証券会社選びも重要かと

投資信託の買付時にかかる手数料が最大3.78パーセントと高めなので、長期で積み立てるときも証券会社選びもポイントになりそう。

まず一番最初に浮かぶのが、「フィデリティUSリート・・・」なので、フィデリティ証券。

年明けまで全ファンドの買付手数料無料のキャンペーンを実施しているが、それが終わってもNISAでの買付なら手数料は無料。

NISAでなくても、残高1000万円以上から買付手数料割引があるので、NISAから始めて、残高に応じた割引がされるのを目標にするのも良いかも。

取扱っている投資信託の種類が少ないのが難点かと。

それ以外は、楽天証券やSBI証券。キャンペーン情報とかみていると、にぎやかすぎて混乱しそうな気もするが、自分で投資判断ができるなら便利でお得。

YouTube動画のフィデリティ・USリート・ファンド 運用担当者インタビュー(2014年9月) では、米国リートの優位性が語られています。

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