しんきん3資産ファンドの分配金を含むリターンは?

しんきん3資産ファンド(毎月決算型)の分配金を含むリターンを、1度だけ購入の場合や分散して購入した場合にるいて検証してみました。

検証でシミュレーションしたのは、以下の4つのケースです。

1.2011年1月20日に基準価額 7,301 円で購入し、5年間分配金を受け取った場合のトータルリターン
2.2015年1月20日に基準価額 8,881 円で購入し、1年間分配金を受け取った場合のトータルリターン
3.2011年1月20日から5年間毎月決算日(分配落ち日)にドルコスト法で1万円ずつ積み立てた場合
4.2011年1月20日から5年間、毎月決算日のうち、初回購入分の分配金がすべて特別分配金になるときだけ1万円ずつ積み立てた場合

いずれも、いったん買い付けた投資信託はそのまま売却せずに持ちつづけている場合で、買付手数料は2.16%で計算しています。

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1.2011年1月決算日に購入すると、5年間で平均年9.1%

2011年1月20日に基準価額 7,301 円で購入し、5年間分配金を受け取った場合のトータルリターンを計算すると、

基準価額の差は 7,842 - 7,301 = 541 円。
ここから買付手数料 158 円を除くと 383 円。

全分配金 3,000 円を加算すると 3,383 円。

運用利回りは 3,383 ÷ ( 7,301 + 158 ) ÷5年×100% = 9.1 %/年

普通分配金が1,950円、特別分配金が1,050円。普通分配金の割合は65パーセントとなりました。

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2.2015年1月決算日に購入すると、-7.0%

2015年1月20日に基準価額 8,881 円で購入し、1年間分配金を受け取った場合のトータルリターンも同じように計算すると、
基準価額の差は 7,842 - 8,881 = -1,039 円。
買付手数料 192 円を引くと -1,231 円。

これに全分配金 600 円を加算すると -631 円。
運用利回りは -631 ÷ ( 8,881 + 192 ) ÷1年×100% = -7.0 %/年

3.2011年1月から毎月定額積み立てると、年11.1%

続いて、ドルコスト法という定額買付を毎月実施した場合をを考え、2011年1月20日から5年間毎月決算日(分配落ち日)に1万円ずつ積み立てた場合をシミュレーションしてみます。

総購入額は600,000円に対して、2016年1月決算日時点での投資信託の評価額は
634,230円。
受取り分配金合計が131,521円。
年換算運用利回り11.1%。

5年間1万円ずつの積み立てで、直近は4千円ほどの分配金を受け取る計算になります。

分配金を受け取らずに再投資した場合は、年換算利回りが10.9%とわずかに悪化。複利効果を得るにはもう少し基準価額が回復する必要がありそうです。

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4.初回分が特別分配になるときだけ積み立てると、年15.6%

最後に、基準価額の低いときだけを狙って、毎月の決算日のうち、初回購入分の分配金が特別分配になるときだけ定額を買い付けたらどうなるかシミュレーションしてみました。

2011年1月20日から5年間、毎月決算日のうち、初回購入分の分配金がすべて特別分配金になるときだけ1万円ずつ積み立てた場合、最初の7,301円から買い始めてから2年間は基準価額がほぼ右肩下がりで5千円台後半まで、個別元本が6千円台前半になるまで合計20回の買い付け。

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その後は、一度も買い付けることなく、総購入額は200,000円。
2016年1月決算日時点での評価額は248,936円。
受取り分配金合計 75,248 円。
投信の平均保有期間は3.975年
年換算運用利回り15.6%

しんきん3資産ファンドは、しんきんJリートオープンなどと同様、信金でしか扱いのない投資信託で、3資産とは、国内株式、国内REIT、ドイツやフランスを中心とする国際債券に3等分して運用のバランス型ファンドで、この5年であれば、国内株もREITも好調で、為替もユーロ円はわずかに円安。

モーニングスターでトータルリターンを調べてみると、5年で11.64%、10年で3.86%となっている(2016年2月13日現在)。

(しんきんでも取り扱っていないところもあるが)しんきんにお世話になりたい人で、ひとつの投信で分散投資をしたい人にとっては、検討に値するファンドではないでしょうか?

【参考】投資信託のモーニングスター|スナップショット[しんきん 3資産ファンド(毎月決算型)]

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