米国エネルギーMLPオープン(毎月決算型)H無【愛称:エネルギーラッシュ】 この1年の分配金詳細

モーニングスターの2014年11月6日付けのファンドニュースで、ピクテ 新興国インカム株式(毎月決算型)に次いで純資金流入第2位となって、現在買付が一時停止になっている国際投信投資顧問の国際株式型投資信託「米国エネルギーMLPオープン(毎月決算型)為替ヘッジなし【愛称:エネルギーラッシュ】」の分配金を調べてみました。

通常は30円の分配ですが、基準価額が高くなってくるとドドンと分配されるタイプのファンドのようで、今年6月は800円、9月には1000円の分配金が出ています(今後もこのようなボーナス分配がでるのかは、わかりませんが)。

1年前の2013年10月15日に買うと

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2013年10月15日に基準価額9997円で買い付けし、1年間分配金を受け取った場合、2014年10月14日の基準価額は9790円なので

基準価額の差は 9790 - 9997 = -207 円。
これに全分配金 2100 を加算すると 1893 円。
運用利回りは 1893 ÷ 9997 ÷1年×100% = 18.9 %/年

となりました。

2013年7月16日から毎月1万円ずつ積み立てたとすると

米国エネルギーMLPオープン(毎月決算型)為替ヘッジなし【愛称:エネルギーラッシュ】が設定されたのは2013年の6月末ですが、決算日の13日にあわせて2013年7月から決算日にドルコスト法によって1万円ずつ積み立てたとするとどうなったかシミュレーションしてみました。

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総購入額14万円に対し、時価は13万5422円。分配金は、6月の8299円、9月の12925円など合計で23719円。
年換算運用利回りは21.9パーセントとなった。

2013年7月16日から毎月1万円ずつ、普通分配金0のときだけ積み立てたとすると

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基準価額が低いときだけ買いつけできるように、普通分配金が0のときだけ積み立てたとすると、

総購入額は6万円。時価5万6451円で、分配金合計が1万2110円。投信の平均保有期間が1.04年で、年換算運用利回りは13.7パーセントに悪化。

期間がまだ1年ちょっとと短いものの、マニュライフ・新グローバル配当株F(毎月)のとき同様に、毎月定額の分配金でない場合は絞り込んで買付すると、毎月買い付けるときより運用効率が悪化してしまうようだ。

資金量が大きくなれば毎月定額の分配金でも大きな金額になるが、それまでは数か月に1回ドドンと分配される投信というのもミニボーナス的でうれしいのではないかなとも思う。

【参考】大荒れ相場で投信に「買い」殺到、7年2カ月ぶり1兆円流入―10月推計資金流出入(投資信託ニュース)モーニングスター

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