ひふみ投信利回りは? 5年間毎月ドルコスト法で買い続けると・・・

毎月分配金が受けられる毎月分配型の投資信託に対し、年1回分配型の投資信託があったりするが、アインシュタインが人類最大の発見(発明?)と言ったという複利の力を最大に使う配当無の投資信託で運用した場合のパフォーマンスを検証してみました。

さわかみファンドにするか迷って選んだのは、レオス・キャピタルワークス株式会社の「ひふみ投信」。

5年前に買った場合と1年前に買った場合

まず、5年前の2010年7月30日に基準価額11,406円で購入した場合と、1年前の2014年7月30日に26,060円で購入した場合を比べると

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2015年7月30日の基準価額が33,770円なので、5年間の運用利回りは年39.2パーセント、1年間の運用利回りだと年29.6パーセントとすごいリターンをあげる運用がされている。

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毎月定額を買い続けると

ドルコスト平均法という毎月定額を積み立てる方法で5年間買い続けてみたとすると、総購入額600,000円に対し、2015年7月30日時点での時価評価額が1,234,466円と2倍に。

ファンドの保有期間は最長で5年、短いものは買い付けたばかりで0か月なので平均2年半として年平均利回りを計算すると約42.3パーセントとなった。

問題はいつ現金化するか

株式投資などで一番難しいもののひとつが売りのタイミング。なにか目的があって積み立てているなら別だが、いつ売るかは非常にむずかしい。

安く買えなかった人は「あのとき買えばよかった」や「もっと待てばよかった」。安く買えた人は「もっと買っておけば良かった」と後悔するように、売り時に対してもおそらくほぼすべての人が「もっと早く売ればよかった」か「もっと待てば良かった」と後悔するはず。

いつ売却してもあくまで自己責任で、そしてベストタイミングを狙って悩むより、そのお金の使いかたを考えるほうがよさそう。

一番初めにこの記事を書いたとき2万円台半ばの非常に高い基準価額になっているのが怖いところでもあると記したのだが、その後半年程度で3万円も優に突破。

毎月分配型ではメリットをうけにくい複利の力を活用できるので、売り時を悩むけれどもポートフォリオのひとつに選んでも面白いのではないでしょうか?

ひふみ投信では、投信の運用状況や株式相場の動向などに関して、月1回報告してくれるひふみアカデミーというセミナーがあります。

東京の会場で参加することもできますし、その一部らしいですがYouTubeでも見られるようになっています。運用報告書などをPDFファイルなどの文字媒体でみるのに比べて、わかりやすいのはもちろん、どんな気持ちで投信を運用しているのかも伝わってくるので、この「ひふみアカデミー」もぜひごらんになってみてください。

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