9月20日の「ホンマでっか!?TV」は、『寿命100歳時代をどう生きるかSP』
老後の資金問題で、家を担保にお金を借りて亡くなったときに返済するリバースモーゲージが紹介された。
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老後の資金問題
法律評論家の堀井亜生先生によると、定年後の一般的な家庭の経済状況は、退職金で家のローンを完済して貯金は多くない。
多くない貯金と年金で残り約40年を暮らさないといけない。
そこで、自治体や金融機関がリバースモーゲージというサービスを出している。
リバースモーゲージとは?
リバースモーゲージは、自宅に担保を設定して、それでお金を借りる。
法律用語では根抵当といって、設定された枠のなかでは自由に借りることができる。
返すのも自由だし、返さなくても良い。
需要と供給にあって人気
このローンの凄いところは、亡くなったときに基本的には残った借金を家で返して、それで完済するという仕組み。
これは、結構需要と供給にあっていて、親が亡くなったときに田舎に一戸建てが残っていても子どもたちが欲しがらない。
売ってもそんなに価値がなく、子どもたちは都会で働いているので、田舎の実家はいらない。
田舎の家は抵当に入れて、親が亡くなったときにお金にして返してしまう。
家の価値が下がると一括返済を求められることも
需要と供給があっているので人気なのだけれども、リスクもある。
家の価値が急降下すると、一括返済を求められることもある。
また、その家に子どもが住みたいとしても、抵当に入れたら後から住むことができない。
最初の審査で、マンションなどはあまり借りれなかったりするし、土地の価値が低いと思ったほどの金額は借りれない。
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