株とはまったく違う、投資信託の注文方法

株の注文には、成行注文や指値注文をはじめとしていくつかの注文方法があります。

この値段以下でないと買わないといった値段を指定したり、あるいはこの値段を越えたら買うという注文もあります。

寄り付きで買うとか大引けで売るといった指定や、その日注文ができなくても何日か後までそのままずっと注文を出し続けることもできる。

いろいろな注文があって迷ったりすることもあるかもしれないが、それに対して投資信託の注文は寂しい、いやシンプルです。

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投資信託は値段を指定することができない

投資信託は、その注文時に値段を指定することができません。

株価に相当するのが基準価額ですが、基準価額いくらいくらで買う(あるいは売る)という指定ができないようになっています。

投資信託はいつ買うか(いつ売却するか)を指定できない

投資信託はいつ買うかを指定することができません。もちろん、売却の場合も同様です。

注文を出したそのタイミングによっていつ約定するかが自動的に決まります。

多くの投資信託は午後3時までに注文をすると、銘柄にもよりますがブルベアや国内に投資するタイプのものなどであれば、その日の夕方以降に決まる基準価額での売買になります。

なになにハイイールド債券とか中国株ファンドなど海外に投資するタイプのものだと、注文を出してから約定するまでに2,3日かかるものも存在します。

売却のときは特に余裕をもって

株であれば4営業日決済なので、そのつもりで投資信託を売買すると「アレっ?まだ現金化されんの?」ということが十分ありえます。

買うときは分配金が気になるくらいかと思うのですが、現金が必要で売るという場合には、実際に現金化される受渡日がいつになるのかが非常に重要になります。

証券会社の管理画面でシミュレーションしてみましょう

あらかじめ証券会社に確認したりして注文したらいつ約定するか、そしていつ受渡しになるのかを銘柄ごとに調べておくことも必要かもしれません。

もっと簡単なのは、インターネット取引が可能な証券会社であれば管理画面にログインして、注文を途中まで出してみることです。

残高がないとできない可能性が高いですが、注文の確認画面上に約定日と受渡日が現れるはずです。

注文を確定させるボタンを押さなければ、実際に注文は流れないはずですし、もし注文が流れても取り消すことができます。

ファンドの休業日もチェック

それでもいざ注文しようとしたら「ファンドの休業日」になっていて注文できないということもあります。

そろそろ売却したいなと思うかたは、各証券会社でファンドの休業日も確認しておきましょう。

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