りそなアジア・ハイ・イールド債券ファンド アジア通貨コースのリターンを検証

2015年5月に50円減配になったもののそれでも250円という超高分配を謳う、損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの「りそなアジア・ハイ・イールド債券ファンド アジア通貨コース」のリターンを検証してみました。

モーニングスターの「りそなアジア・ハイ・イールド債券Fアジア」のページにあるデータを用いて、以下の4つのパターンでシミュレーションしました。

1.2012年9月の決算日に購入し、3年間分配金を受け取った場合のトータルリターン
2.2014年9月の決算日に購入し、1年間分配金を受け取った場合のトータルリターン
3.2012年9月10日から、3年間毎月決算日(分配落ち日)にドルコスト法で1万円ずつ積み立てた場合
4.2012年9月10日から3年間、毎月決算日のうち、初回購入分の分配金がすべて特別分配金になるときだけ1万円ずつ積み立てた場合
(いずれも、いったん買い付けた投資信託はそのまま売却せずに持ちつづけている場合です)

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2012年9月決算日に購入すると平均年6.7%

2012年9月の決算日に購入し、3年間分配金を受け取った場合のトータルリターンを計算すると、基準価額の差が 7,294 - 10,783 = -3,489 円。

これに全分配金 5,670 円を加算すると 2,181 円となるので、運用利回りは 2,181 ÷ 10,783 ÷3年×100% = 6.7 %/年。

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2014年9月決算日に購入すると年-9.7%

2014年9月の決算日に購入し、1年間分配金を受け取った場合のトータルリターンを計算すると、基準価額の差は 7,294 - 10,738 = -3,444 円。
これに全分配金 2,400円 を加算しても -1,044 円と4ケタのマイナス。

運用利回りは -1,044 ÷ 10,738 ÷1年×100% = -9.7 %/年。

2012年9月決算日から毎月定額を積み立てると平均年-6.1%

2012年9月10日から、3年間毎月決算日(分配落ち日)にドルコスト法で1万円ずつ積み立てた場合、総購入額360,000円に対し、2015年9月決算日時点でのファンドの評価額が230,111円、受取り分配金が合計で97,011円、年換算運用利回り-6.1%。

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3年間毎月1万円ずつの積み立てで直近の分配金は6千円を超えるものの、基準価額が5ケタのときに積み立てているものが多く、運用利回りは大きくマイナスとなりました。

初回買付分が特別分配になるときだけ積み立てると平均年-11.2%

2012年9月10日から3年間、毎月決算日のうち、初回購入分の分配金がすべて特別分配金になるときだけ1万円ずつ積み立てた場合は、今年に入って毎月買い付けることに。

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総購入額110,000円に対し、2015年9月時点での評価額は83,834円、受取り分配金が合計17,191円。

平均保有期間0.73年と今年になってからの落ち込みぶりを露呈する数値で、年換算運用利回り-11.2%。

設定から1年半ちょっとの2013年の5月には1万5千円の基準価額をつけたりそなアジア・ハイ・イールド債券ファンド アジア通貨コースですが、償還されるのが2016年と運用期間が5年。

高分配のために為替取引を行うファンドって、ブルベアファンドまではいかないけれども、長期投資としては冗談のように運用期間が短いものが多い気がします。

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