世界各国の様々な業種の企業から、株主還元に積極的な企業を選別して投資するという、マニュライフ・インベストメンツ・ジャパンの「マニュライフ・新グローバル配当株ファンド(毎月分配型)」を調べてみました。
過去1年では19.8パーセントのパフォーマンス
1年前の2013年9月10日に分配落ち後の基準価額11,171円で買い付け、1年間分配金を得たとすると、普通分配金が2,210円、元本払戻金が730円と普通分配金比率は75.2パーセント。
運用利回りは19.8パーセント。
過去4年間でも年17.7パーセント
販売がはじまって間もない約4年前の2010年11月10日に基準価額10,948円で買い付けたとすると、その後の分配金合計は7,920円。
普通分配金が7,092円、元本払戻金(特別分配金)が828円なので、普通分配金比率は89.5パーセント。運用利回りは年平均17.7パーセント。
約4年弱の間毎月1万円ずつ積み立てたとすると
総購入額46万円に対し、時価は43万7930円。分配金合計が20万8966円なので、年換算利回りは21.2パーセント。
分配金を受け取らずに再投資したとすると、3パーセント近く悪化して、年換算利回りは18.1パーセント。
分配金が特別分配金のときだけ買い付けたとすると
ファンドの成績がよくないときは30円の配当で、四半期ごとに良いときがあればドンと分配される少し変わった投信のためか、成績のよくない分配金が特別分配金のときだけ買ってもパフォーマンスは向上せず。
それでも20パーセント近い成績なのでまったく申し分ないかな。
総購入額17万円に対し、時価17万4092円、分配金合計10万8688円。
平均保有期間が3.44年なので、年換算運用利回りは19.3パーセント。
毎月一定した配当を受け取りたいという方には向かないかもしれないが、運用成績がよいときにはボーナス的に高配当になるので、期待しないで待っていたらうれしい驚きがプレゼントしてもらえそう。
このマニュライフ・新グローバル配当株ファンドは償還期限もないので、長期で分配金を楽しめそうな感じがする。
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