DIAM高格付インカム・オープン(毎月決算コース)(愛称:ハッピークローバー) の検証をしてみました。
リートやハイイールドに比べれば地味な(?)債券型のファンドです。
まず、1年前に購入して1年間分配金を受け取った場合と、5年前に購入して5年間分配金を受け取った場合です。
1年、5年ともに10パーセント近いリターン
1年前の2013年10月7日の分配落ち基準価額で購入したとすると、2014年10月6日の分配落ち後の基準価額は8626円。
基準価額の差は 8626 - 8267 = 359 円。
これに全分配金 420 を加算すると 779 円。
運用利回りは 779 ÷ 8267 ÷1年×100% = 9.4 %/年
特別分配金も1回しかなく、普通分配金比率は91.7パーセント。
5年前の2009年10月5日の分配落ち後の基準価額7778円で購入したとすると、
基準価額の差は 8626 - 7778 = 848 円。
これに全分配金 2300 を加算すると 3148 円。
運用利回りは 3148 ÷ 7778 ÷5年×100% = 8.1 %/年
5年間毎月積み立てると、リターンは微かだが悪化
続いて、2009年10月5日から決算日に毎月1万円ずつ積み立てたとするとどうなるかシミュレーション。買付手数料は3.24パーセントで計算。
毎月分配金を受け取りながら積み立てると、走行入学は60万円。時価63万2487円、分配金合計が8万4659円なので、年換算運用利回りは7.8パーセント。
分配金を受け取らずに再投資した場合は、時価72万448円で、年換算運用利回りは8.03パーセント。
分配金が特別分配金のみになるときだけ買い付けし、それ以外のときは見送った場合は
総購入額が10万円。時価が11万3008円で、分配金合計が2万1220円。平均保有期間が3.6年で、年換算運用利回りは9.5パーセント。
カナダやオーストリアなどの債券投資で、これくらいのリターンが得られるなら良いのではないかと思うけど、DIAM高格付インカム・オープン(毎月決算コース) | 投資信託 | 楽天証券にあるグラフを見ると緑色に塗られている純資産総額が一本調子で下がってきているので、このまま資金流出が続くようだとちょっと心配かな。
いや、投資は人と逆の道を行くのが王道でもあるし、分散投資するなら考えてもよさそうなファンドといえそう。
コメント